ダブルワークの仕事選び|移動時間とシフトを先に考える
空いている時間を全部埋める前に、一週間の予定を組み立てる。
01 最初に両方の勤務先のルールを確認する
副業・兼業を始める前に、就業規則や雇用契約、届出の手続きを確認します。副業可能と書いてあっても、仕事内容や勤務時間などの確認が必要な場合があります。厚生労働省は副業・兼業のガイドラインを公開していますが、個別の勤務先の手続きを確認することは別に必要です。
伝える際は「もう一つ働きたい」だけでなく、予定する曜日・時間・業務を整理します。採用が決まってから調整するより、応募前に条件を確認したほうが行き違いを減らせます。
02 二つの勤務を一つの予定表に入れる
勤務Aが15時まで、勤務Bが16時からなら一時間空いているように見えます。しかし、着替え、移動、食事、遅延の余裕を入れると足りないかもしれません。開始・終了時刻だけでなく、出発から帰宅までを書き込みましょう。
たとえばAの退勤後に片付けで15分、移動に30分、Bで準備に15分かかるなら、一時間の余裕はなくなります。これは架空の例です。実際の所要時間に置き換え、間に合うぎりぎりの予定を避けます。
03 シフトが決まる順番を確認する
二つとも毎月希望を提出する職場なら、締切と確定日が合うかが重要です。一方の確定前にもう一方へ希望を出す必要があると、重複しやすくなります。固定曜日の仕事と組み合わせられるか、変更の相談はどこまで可能かを確認しましょう。
「予定が合わなければ後で休めばよい」と考えず、事前に確約できる範囲で伝えます。繁忙期や年末年始など、両方から勤務を求められそうな時期も早めに相談します。
04 労働時間は勤務先ごとに記録する
複数の雇用先で働く場合、労働時間を通算して扱う必要があるケースがあります。自分で一律に判断せず、勤務先へ他の仕事の状況を伝え、管理方法を確認します。具体的な扱いは厚生労働省の資料や勤務先の担当者へ確認してください。
予定だけでなく、実際の始業・終業・休憩時間を記録しておくと、説明や見直しがしやすくなります。働く時間を増やすときは、移動と休息も含め、無理が続いていないか振り返りましょう。
05 増える収入と支出を同時に計算する
二つ目の仕事で増える給与だけでなく、交通費の自己負担、外食、必要な道具なども書き出します。税金や社会保険の扱いは個別条件によって変わるため、単純な給与の足し算を手取り額と考えないようにします。
最初から働ける時間をすべて埋めず、生活に合う勤務量を相談します。続けてみて予定が厳しいと分かった場合に、日数や時間の変更を相談できるかも、仕事選びの判断材料になります。
制度を確認する公式情報
制度に関する説明は、以下の公的情報を参照しています(2026年9月19日確認)。個別の契約・勤務条件は雇用主や担当窓口へご確認ください。